脇汗が多いのは病気が関係してるの？多汗症の原因について

汗というのは、運動をしたり入浴したりして代謝が活発になるとたくさん分泌されますし、気温が高いだけでも出るものです。

ですが、汗をかく要因がないのに脇汗が出る場合は、多汗症という病気の可能性もあります。

多汗症かどうかを判断するには、医師に診察してもらうのが一番確実ですが、病気かどうか分からないのに病院に行くのは抵抗があるかもしれませんね。

ただ、普通の汗っかきと多汗症の線引きは難しく、自分では汗の量で判断するしかありません。

 多汗症とは？脇汗の関係とは

多汗症を見極める参考としては、脇汗だけが多いということです。

汗っかきの場合は、脇だけではなく体全体から汗が出ますが、多汗症だと脇や手のひらなど一部位だけ異常に汗をかくのが特徴です。

ですので脇汗が多く、その量が普通では考えられないぐらいだったら多汗症の確率が高いです。

脇汗に病気が関係しているとしても、根本から治すには治療だけではなく自分の努力も必要です。

多汗症の原因は、主にホルモンバランスの乱れと緊張やストレスなど精神的な要因が挙げられます。

ホルモンバランスが崩れるのは生活習慣が関係していることが多いですし、精神的要因の場合も自分で克服するしかありません。

ですが、病院の治療ではボトックス注射で汗を止めるなど速効性のある措置をしてくれます。

一時でも汗が抑えられれば、汗が出ないことが自信につながって精神的要因を取り除くことも可能です。

いずれにしても、一人で悩んでいても解決しませんから、アドバイスをもらう感覚で気楽に診察を受けてみるといいですね。