脇汗の治療のリスク|手術するとどんなデメリットがあるの?
いざ脇汗対策の治療を受けることでリスクはあるのでしょうか?
まず治療後にすぐにやってくる術後臭が気になる人が多いそうです。
脇汗は抑えらたけど、術後の異臭が発生することがあり、これは術後臭と呼ばれていて腋臭がきつくなり、こげたような臭いや粘土臭がする人も中にはいます。
肝心の脇汗が止まっても臭いが出てしまうとショックですよね。
また副作用に悩む人も多く、術後に色素沈着など見た目が気になることもあります。
手術で体の状態が変わってしまう
手術を受ける人の体質にもよるのですが、稀に医者の腕によるケースもあり、皮膚がケロイド状になることで脇が見えるような洋服が着れない、プールや温泉に入れないなど生活に支障が出る場合もあります。
そして後遺症で悩む人も少なくないと言います。
発汗自体は体温調整をするために大事な役割なのですが、脇汗の手術によってアポクリン線を切ることで、体温を下げる部分が減ってしまうため、体温を下げる機能も低下してしまいます。
ですから体内に熱がこもりやすかったり、暑がりになる人もいます。
手術には後でダウンタイムがある
一般的に脇汗の手術は脇の下を3~4センチほど切ってアポクリン腺を取り除く手術方法で行います。
その際に麻酔を使い手術を行うのですが、切除を行う関係で術後に脇の下が痛くなる場合もあります。
手術自体は2時間くらいで終わることがほとんどですが、術後の処置なども合わせて1週間以上かかってくるので長期の治療が必要となります。
いわゆる「ダウンタイム」といいます。
その間、仕事に行けなかったり、日常生活が不自由になったりします。
これから手術を検討しているという方はリスクを承知の上で考えてみてください。