冬に脇汗が多いのは運動不足のせい?冬こそ汗をかく必要性とは
夏よりも冬の方が脇汗が多くなるという方は少なくありませんが、この状態を引き起こすのは運動不足が原因になっている可能性があります。
運動をすると汗が出るので、脇汗を気にする方は汗をかくような運動はできるだけ避ける傾向にあるようです。
また、冬は寒さのせいで普通の人でも運動不足になりがちです。
しかし、その運動不足が冬の脇汗を多くする原因にもなるのです。
運動不足になると脇汗が多くなる原因
運動をすると汗をかきますが、汗をかくのは汗腺の働きを正常に保つためにとても重要なことです。
特に運動をしなくても汗は出るものの、運動などで血行が促進されて汗腺が刺激を受けて汗を出すことで、汗腺はしっかり働くことができるのです。
刺激を受けないと汗腺の働きは弱まってしまい、汗の分泌をコントロールする機能が狂ってしまいます。
つまり、運動不足になると発汗異常が起こるので、汗腺が多い脇はその影響を受けて汗をたくさんかいてしまうのですね。
また、汗は老廃物など不要なものを排出するための重要なツールでもあります。
その汗が出ない状態が続くと、汗に含まれる老廃物の濃度が高くなってしまいます。
濃度が高くなっても体全体で汗をかけば分散されますが、運動不足だと脇など限られた部分しか定期的に汗が分泌されません。
そのため脇からは老廃物をたくさん含んだ汗が出てきますし、これが脇の臭いの原因になります。
運動は習慣づけないとなかなかできませんが、毎日入るお風呂でなら汗はかくことができます。
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汗をかいて汗腺を鍛えれば、発汗異常も治まりますし綺麗な汗が出るので臭いも気にする必要がなくなりますから、冬こそ運動や入浴などでしっかり汗を出しましょう。